◆ 神視色環(しんししきかん)(Color Going To Die)略称:CGTD
神視色環は、神が「死に向かっている方向の由来」を区別するときの体系である。
本来、神の視界には人間と同じ色はないが、ひかりや澪たち人間が理解しやすいように、ここでは便宜的に色をあてて説明する。
■ 基本の四色「純粋な死因(確定ではなく死に向かっている方向)」
青 ― 自責死(自殺)
自分の意志で命を断った死。最も「内側」に閉じた因果。
黄 ― 内発死(病死・老衰)
身体の内側から静かに崩れていく死。外からの意志介入はない。
緑 ― 外因死(事故・災害)
偶発的な外力による死。意図された殺意は存在しない。
赤 ― 他責死(他殺)
他者の「殺す意思」によってもたらされた死。
■ 特別色(偽装された死)
飴色(あめいろ) ― 黄 × 赤
見た目は病死だが、その内側に他者の殺意が静かに沈んでいる死。
長期の投薬、介護や治療を装った操作、ネグレクトなど、“ゆっくり殺す”ための行為が重なったとき、この琥珀色のような飴色として現れる。
菫色(すみれいろ) ― 青 × 赤
自殺の形を取りながら、背後に他者の意志が深く食い込んでいる死。
心理的な追い詰め、支配、遺書の偽装など、“選ばされた自死”が菫色として記される。
■ 混色の一例
橙 … 黄 × 赤の浅い混色。病を利用した殺害だが、偽装が雑なケース。
黒緑 … 緑 × 赤 × 破断。事故に偽装された殺人。車両・落下など、破壊の力を伴う。
黄緑 … 黄 × 緑。弱った身体で事故が重なったような境界的な死。
純色(青・黄・緑・赤)は「一方向の因果」を、
飴色や菫色のような特別色は、「二つ以上の因果が同じ一点でぶつかった痕跡」を示す。
「飴色の血脈」で追われるのは、その中でもとくに“飴色”に染まった連鎖である。
※ここでは死と書いているが全て死に向かっている方向性のことである。