断絶後の主体
決定なき世界の構造記録(全三作)
序章
この三作は、結論を提示するためのものではない。善悪の裁定でも、誰かを名指す告発でもない。
ここで扱うのは、決定と責任の結びつきが弱まった結果として観測される構造である。
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一つ目は、断絶後の自己感覚を扱う。二つ目は、制度の運用で決定主体が消えていく過程を扱う。 三つ目は、言説がその空白をどう固定していくかを扱う。入口はどこからでもよい。
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1. 日本人second ― 断絶を生きる主体の条件
※ 章ファイル配置例:/ukon/second01/ch01.txt
2. 赤は消えていない ― グローバリズムと移民政策における決定主体の消失
※ 章ファイル配置例:/ukon/red01/ch01.txt
3. マスコミと共産党
※ 章ファイル配置例:/ukon/media01/ch01.txt
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三作まとめ
三作を通して残るのは、断絶そのものではなく、断絶後の運用である。 判断軸だけが上書きされ、主体が宙吊りにされると、語りは説明化し、合意は沈黙化し、責任は空白化する。 その結果として、理解と所有が分離した自己感覚が現れる。
ここで提示できるのは回帰ではない。復古も称揚も置かない。 残るのは、secondとして何を引き受け、何を拒否するかという選択だけである。 ▶ 三作まとめを読む
※ 本シリーズは、特定の立場を支持するための主張ではない。決定と責任の結びつきが弱まる過程を観測し、記録するための論考である。